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キンダベート軟膏は、抗炎症作用のあるステロイド系の軟膏で、医師の処方のもと アトピー性皮膚炎や湿疹の腫れによる痛みやかゆみを和らげるために使用されています。そのために薬局などでは販売されておりません。

キンダベート軟膏の有効成分は、クロベタゾン酪酸エステルというステロイドの一種が含まれていています。そのため、キンダベート軟膏の一般名をクロベタゾン酪酸エステルともいいます。

ステロイド系の外用薬は、薬の強さを「最強の1群~最弱の5群」に分類されています。キンダベート軟膏のステロイドは、マイルドな4群に分類されていますから、特に赤ちゃんの皮膚炎や敏感肌の方などの比較的軽い症状の場合に使用されます。

また、赤ニキビやニキビ跡にも効果があるとされて、ニキビへの抗炎症作用としても処方されています。

クロベタゾン酪酸エステルを使用することで、皮膚に浸透して免疫力を向上させ炎症を抑える効果があるためニキビ全般への効果が期待されています。

しかし、キンダベート軟膏はステロイドの4群でマイルドなため顔にも使用できますが、炎症を抑えるための効果で殺菌作用はありません。

そのため、ニキビへの根本治療ではなくあくまでも抗炎症作用の効果があると理解しておきましょう。

また、マイルドとはいえ一般的なステロイド外用薬と同様に、薬の副作用がありますから注意が必要です。

キンダベート軟膏の効果と使用法は。

アトピー性皮膚炎や湿疹・ニキビなどの炎症による痛みや腫れの症状を抑える対処療法の抗炎症作用が主で、皮膚炎などの原因を治療することはできません。

キンダベート軟膏のニキビへの使用

1日に1~2回、洗顔後にニキビ部分にだけ少量を塗っていきます。

赤ニキビには、5~10日で炎症が治まります。

ニキビ跡の腫れには、2~3週間で効果が表れて、キンダベート軟膏にはニキビに対しての即効性があるとされています。

しかし、ニキビの予防効果はありませんので、ニキビ以外の部分には使用しないようにしましょう。また、目の周りは特に塗らないように避けてください。

キンダベート軟膏は、ステロイド配合の塗り薬ですから赤ニキビには2週間で効果がなければ使用中止して、効果がみられてもキンダベート軟膏の2か月以上の使用は避けましょう。

皮膚がステロイドに対しての拒否反応を示して、皮膚のシワやシミなどの皮膚委縮を起こすこともあるからです。

キンダベート軟膏の副作用は。

ステロイド配合ですから、敏感肌の方には使用時にピリピリとした刺激感があり、しばらくして赤みやかゆみの炎症が発症する場合があります。

このような症状が現れた場合は、すぐにキンダベート軟膏の使用を中止してください。

また、長期間の継続使用も禁物と認識しておきましょう。

特に、高齢者や妊婦、体調不良の方は、キンダベート軟膏のステロイドに対して弱い可能性がありますから、必ず医師の指導の下で使用するように心がけてください。