顔にニキビができてしまって、潰したいという衝動に駆られたことはありませんか?

また、顔にできたニキビを潰してスッキリとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに潰すことでニキビを早期解決するという方法も、ニキビの治療法として紹介されている場合があります。

では、にきびを早く治すために潰すという行為、これは本当にニキビを解決することになるのでしょうか。

また、にきびを潰すのと、スキンケアで改善していくのとでは、どちらが肌にとって良いニキビの解消方法なのかを検証します。

ニキビは潰していい時期と潰してはいけない時期がある

ニキビはその状態によって、いくつかの種類に分類することができます。

  • 白ニキビ・・・まだ炎症がはじまっておらず、毛穴の中に皮脂が詰まっているだけの状態。
  • 黒ニキビ・・・白ニキビの中につまっている皮脂の表面が外気にさらされていて、黒く変色している状態。
  • 黄ニキビ・・・ニキビの中でアクネ菌の増殖が爆発的に起こり、ニキビの中には膿と血液が詰まっている状態。この状態になると炎症が進み痛みや痒みを伴う。
  • 紫ニキビ・・・黄ニキビの炎症がさらに進行し、真皮にまで影響を及ぼすような状態。ニキビの中には大量の膿と血液、さらにしこりの状態になって固まった老廃物や膿、血液などがあり、肌トラブルとしてはかなり深刻な状態。

このようなニキビの種類の中でもまだ炎症を起こしていない場合であれば、潰しても肌に残るダメージは少なくニキビ跡にも残らないというケースがほとんどです。

ニキビの中で潰しても大丈夫だという段階は、白ニキビと黒ニキビになります。

それ以降の黄ニキビや紫ニキビになると、ニキビの中で酷い炎症が起きていて、潰してしまうとほとんどの場合ニキビ跡になってしまうでしょう。

ニキビを潰すあらゆる方法

ニキビを潰すにはどのような方法があるのか、やり方とそれぞれの注意点をまとめました。

手で潰す

一番やりたくなる方法が手指や爪で摘んで絞り出す方法ですね。

ですが、手指や爪は雑菌がたくさんついていて、ニキビをよりひどくしてしまう事があるのでやめましょう

もしやむをえずニキビを潰すのであれば、手指はしっかり消毒してからニキビに触れるようにしたいものです。

針(待ち針)

針や待ち針を患部に当てると、小さな穴が空いてそこからニュルっと膿が出てきます。

患部にあたる針部分は雑菌が繁殖しないようしっかり消毒しておきましょう

コメドプッシャー

ドラッグストアなどで気軽に購入できてしまうニキビ潰しであるコメドプッシャー

別称“角栓取り”なんて言われています。

300円程度で購入できるため、誰しもが手に入れやすい状況にあります。

コメドプッシャーを使う事でニキビを潰す時に力が分散されるため、満遍なくニキビを潰す事ができるでしょう。

ただ手でニキビを潰すのは力加減が難しく、中途半端に潰し逃しをしてしまうケースもあるのです。

ニキビが中途半端にしか潰れていないと、毛穴に皮脂が残っているなどして余計にニキビをひどくしてしまうこともあります。

コメドプッシャーでニキビを潰す手順は次の通りです。

  1. お風呂にしっかりと浸かり、毛穴を開かせます(お風呂に浸からなくても蒸しタオルで毛穴を開かせておきましょう)。
  2. ピンセットで軽くニキビを少しだけ潰して、コメドプッシャーで潰します。
  3. 必ずアルコールの含まれたコットンなどで消毒しておきましょう。アルコールでなくても、エタノールが含まれた薬用の化粧水を代用しても大丈夫です。

開いた毛穴は数日すると元に戻ります。

皮膚科医で潰す方法

 

上記で述べたように、セルフでニキビを潰すには、

  • 器具や手指の消毒
  • あらかじめ毛穴をふやかしておく(入浴、蒸しタオルなど)
  • 潰した後は必ず患部を消毒する

などを厳守する事が大切ですね。

どのセルフケアも時間や肌荒れのリスクは高まります。

不安を抱えながらセルフでニキビ潰しをしている人も少なくないでしょうが、皮膚科でレーザーなどでニキビを潰してもらうという方法もあります

皮膚の専門家である皮膚科医による監修の元でならば、自分でニキビを潰すよりは安心安全ですね。

特に皮膚科医ではカウンセリングからアフターケアもしっかりしてくれる場合が多いため、安心してニキビ潰しを委ねることができますね。

治療の詳細例としては、皮膚科医では医療用のレーザー機器を使用して小さな穴を開けます。

※レーザー治療については、「ニキビやニキビ跡にレーザー治療は効果的?費用や期間など詳しく紹介」でも詳しく説明しています。

この穴自体が自分で開ける穴よりもかなり小さい事から、肌に負担が少ないのです。

またレーザーから発する熱が、ニキビのアクネ菌などにダメージを与えるために、改善が早くなる傾向にあるでしょう。

ニキビを潰した後に生じる5つの症状と注意点

ニキビを潰した後に生じる症状

ニキビを潰した後は次のような症状が出ます

これらにうまく対処しなくては、ニキビ潰しを成功したとは言わないでしょう。

  • 赤く腫れてしまう
  • 赤黒く、紫系にシミができる
  • 血が滲む
  • 傷になってしまう
  • 痒みが出やすくなる

どの症状も厄介で、女性としては心配になりますね。

ニキビは炎症の1つですから、そもそも触ったりなんらかの刺激を与えたりする事でその炎症はさらに広がるという事は避けられないものなのです。

実は上記で述べたような症状以外にも怖い事が更に起こる場合があります。

それは、“ニキビに雑菌が入り込みやすくなる” “ターンオーバーが乱れやすくなる”などの症状です。

とにかくニキビを自力で潰すとなれば、たくさんのリスクと向き合っていかなければならなくなるでしょう。

ニキビを潰した後の注意点とは

ニキビを潰した時に気をつけなければならないことがあります。

特に次にあげる3つの注意点については、最低限厳守してほしいと思います。

潰した後の患部には触らない

潰した後のニキビは、もはやニキビではなくなりますので、絶対に触らないでくださいね。

触りたくなる気持ちは分かりますが、触る事で刺激になり再びニキビを生じさせてしまったり、ニキビ跡を増やしてしまったりもするのです。

患部に絆創膏を貼る

ニキビを潰した後は、血が滲んだり、膿が出ていたりと、患部は不衛生な状態になりがちですので、絆創膏を貼るなどしておきましょう。

ただし、肌の弱い人や、かつて絆創膏を貼って肌がまけてしまった人は絆創膏を避けなければいけません。

紫外線対策をしっかりと!

ニキビ潰しが無事に成功した人は、それで安泰というわけにはいきません。

なぜならば、ニキビを潰した箇所に紫外線が当たるとその患部にメラニンが増加してニキビ跡となってしまうからです。

帽子などをかぶることも大切ですが、日焼け止めをつけて常に紫外線から肌を守る事が最終目標となりますね。

ニキビ跡が残らないスキンケアがおすすめ!

確かに潰してしまえばスッキリとするニキビ、しかし肌に残るダメージは相当のものがあるでしょう。

ニキビ跡でそのあと長く悩む事のないように、ニキビができたらできるだけ潰さずにスキンケアで改善を図りましょう

白ニキビや黒ニキビもスキンケアで治す

炎症などが起きていないニキビも、出来る限り潰すよりはニキビケア商品を使ってスキンケアで改善するようにしましょう

潰してニキビの中身を出した後、確かにニキビ跡になる可能性は低いですし実際跡は残らないかもしれませんが、毛穴が開いてしまうという問題が起こります。

ニキビに溜まった皮脂を潰すことで押し出した後、皮脂が入って開いた毛穴が元に戻らずその後また毛穴に皮脂が詰まるという事を繰り返すようになってしまいます。

正しいスキンケアは、ニキビケア商品を使って毎日のスキンケアを徹底することです。

潰すのは簡単ですが、その後におこる肌トラブルを考えれば、ニキビケア商品でのスキンケアを強くおススメします。

黄ニキビは徹底的にスキンケアすることで徐々に改善

黄ニキビになってしまった場合には、にきびを潰すことは絶対に避けましょう

ニキビを潰すと大量の膿と血液が出てきますが、それはニキビによる炎症を解決することではありません。

傷口からばい菌が侵入し、さらなる炎症を引き起こしたり、大きなニキビ跡に残ってしまう、色素沈着を起こしていつまでも赤みが消えなかったり、茶色の跡になってしまという場合が多くあります。

黄ニキビになってしまったら、ニキビケア商品を使ったスキンケアを長期間徹底的に行いましょう

黄ニキビにまで発展すると、完治するまではかなりの時間がかかりますが、ニキビケア商品を使って長期にスキンケアを実践することで、しっかりときれいに治すことができる可能性が残っています。

しこりがある紫ニキビは皮膚科受診も視野に入れて

ニキビが炎症をおこすとその炎症がいつまでもおさまらずに進行し、腫れてしこりになってしまうほどのニキビにまでなってしまう場合があります。

こうなるとスキンケアで治すのは難しくなるでしょう。

また何とか治ったとしても、ニキビ跡になってしまうことは免れないかもしれません。

このように大きく腫れあがり、かなりの痛みや痒み、しこりと赤みをともなう紫ニキビになってしまったときには、皮膚科を受診して治療してもらうということも検討しておきましょう

スキンケアを実践することである程度までは回復することができる場合もありますが、ニキビ跡が残ってしまうことはほぼ確実です。

紫ニキビのあとに悩む事になるニキビ跡についても、皮膚科で相談してみると良いでしょう。

まとめ

ニキビは確かに潰すことができる時期がありますが、できればニキビケア用のスキンケア商品を活用して、極力肌ダメージがないような解決方法を選ぶ方が良いといえるでしょう。

ニキビを潰すということの裏には、それなりの肌ダメージがあり、リスクを伴うということを忘れないようにしましょう。

また、ニキビをケアする際のスキンケアには、かならずニキビケア商品を使うようにしましょう。

ニキビは立派な皮膚炎です。ニキビケア商品はニキビという皮膚炎を改善するための成分なども配合されています。

跡を残さないようにするためにも、肌ダメージを軽減するためにも、ニキビを治す際に重要な事は早期治療です。

自分の肌質にあったニキビケア商品を見つけて、なるべく早くニキビとサヨナラする日を迎えましょう。