スキンケアや健やかな肌の維持に興味がある人であれば、よく聞くであろうターンオーバーですが、実のところどのような仕組みで、どういった重要性があるのでしょうか。

肌細胞において非常に重要なターンオーバーについて、詳しくご紹介しましょう。

ターンオーバーのメカニズムを知ることで、スキンケアの仕方、選びかたが見えてくるはずです。

そもそもターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、皮膚の細胞の生まれ変わり、細胞の新陳代謝のことを指しています。

ターンオーバーは皮膚で周期的に行われ、毎日新しい細胞がどんどんと繰り出されています。

しかし様々な要因でターンオーバーがうまくいかなくなると、乱れが原因となり、たくさんの皮膚トラブルを引き起こすことになってしまうのです。

ターンオーバーの乱れによる肌トラブル

ではターンオーバーが乱れてしまうと、肌にはどのようなトラブルが起きてくるのでしょうか。

  • シミやしわが目立つようになる
  • 肌質が固くなり、乾燥、敏感肌になる
  • 肌がくすんだようになり、肌の明るさがダウン
  • 化粧水や美容液が浸透しにくくなり、スキンケアが難しくなる

このように、肌にさまざまな支障をきたすようになります。

また上記の肌トラブルが原因で、ニキビやたるみ、クマなども非常に起こりやすくなります。

逆にいえば、このような状態の肌で悩んでいる場合、ターンオーバーが乱れていることが原因として考えられるともいえるでしょう。

ターンオーバーは早いほうがよい?

ターンオーバーが遅いと問題視されたり、肌トラブルが生じやすいと思われがちなのですが、実際はそうではなく、ターンオーバーが早すぎるのも問題です。

ターンオーバーが早いと、未熟な細胞が生み出されます。

この細胞の何が未熟かというと、セラミドなどの肌の潤い成分が足りないまま表面に出てきてしまうため、肌はカサカサで潤いがなく、乾燥がひどくなります。

また乾燥が続くと、大人ニキビの原因にもなりかねません。

そして肌の潤いや皮脂機能が未熟すぎると、バリア効果が失われるため刺激になりやすく、ニキビができやすい状態にもなります。

ターンオーバーのサイクルは、遅すぎても早すぎても肌トラブルに繋がるのです。

※ニキビと乾燥肌、皮脂については、以下のような記事も紹介しています。

日本人の肌にピーリングは必要か

ピーリングとは、ニキビやくすみの原因となる古い角質を除去する美容用語のことです。

ターンオーバーが乱れると、古い角質や皮脂の詰まりなどを引き起こすため、ピーリングが有効といわれています。

フルーツ酸配合の商品などが主流ですが、キメの細かい日本人の肌には、時として刺激になることもあります。

特に気候や温度などの違いがある海外で販売、流通されているようなものは、その土地の人に合わせて製造されたスキンケアがほとんどなため、肌質の異なる日本人では少し刺激に感じるケースもあるでしょう。

ターンオーバーが乱れたらすぐにピーリングをするのではなく、ターンオーバーを自然なサイクルに整えるスキンケアを使うことからスタートしましょう。

またピーリングについては、以下の記事でより詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

年齢別に違うターンオーバーとは

私たちがターンオーバーとして認識しているのは、通常28日周期です。

よく「ターンオーバーは28日周期だから、化粧品の効果も28日経過しないとわからない」といわれていますが、このターンオーバーの基準は20代のものなのです。

実際は30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに40日サイクル、50日サイクル、70日サイクルと長くなっていきます。

例えば20代の人と30代の人が同時に同じスキンケアを使いはじめた際、20代の人の方が、30代の人よりも早くスキンケアの効果を実感できるのは、ターンオーバーのサイクルに違いがあるからといえます。

もちろん20代でも生活習慣や食生活に乱れがあれば、化粧品の効果を実感するのに時間がかかることは十分にあります。

またターンオーバーは28日周期と決めつけてしまい、なかなかスキンケア効果が現れないからと、次々とスキンケアを変えてしまうのは良くありません。

実際に合っていたかもしれないのに、もったいないことになるでしょう。

そして肌は年齢とともに老化をたどるので、それに見合うスキンケアが大切になるのです。

そのため20代の時から気に入って使用しているスキンケアでも、30代で肌に合わなくなるのはターンオーバーが遅くなることも原因の一つにあげられるでしょう。

ターンオーバーが乱れる原因

ターンオーバーが正常に働いている肌であれば、トラブル知らずの肌になれるということになります。

では、どうしてその大切なターンオーバーが乱れてしまうのでしょうか。

ターンオーバーが乱れてしまう原因にはいくつかあります。

紫外線などの外的ダメージを受ける

肌にとって、最もダメージとなる外的要因は、紫外線だといえます。

紫外線が肌の内部にまでダメージを及ぼし、肌細胞を傷付けることで肌のリズムが乱れ、ターンオーバーを阻害してしまいます。

代謝不足

加齢によって体全体の代謝が悪くなると、それに比例するようにして肌細胞の再生や修復、生成も悪くなります。

年齢を重ねた肌ほどターンオーバーにかかる時間が長くなり、なかなかターンオーバーを完了できなくなります。

肌代謝をアップさせることで、ターンオーバーのスピードも上げることができますから、普段から代謝をアップを心がける必要があります。

女性ホルモンの影響

女性の場合、女性ホルモンの影響がターンオーバーにも大きく関係しているともいえます。

とくに更年期の時期になると、ホルモンバランスが大きく変化したり、ホルモンの分泌量自体が急激に減少したりと、体の中でホルモンが大きく激変する時期です。

このようなホルモンバランスが安定しない時期には、やはりターンオーバーサイクルが乱れるということがいえるでしょう。

ターンオーバーを促し、肌細胞を活性化するには

ここまでターンオーバーが乱れることで生じる肌トラブルについて紹介してきましたが、ターンオーバーを促進し、新しい肌細胞を産みだすパワーをアップさせるにはどうしたらよいのでしょうか。

ターンオーバーの正常化において重要なポイントを紹介していきます。

保湿を心がけたスキンケアを実行する

ターンオーバーが正常にできる肌に必要なもの、それは潤いです。

肌は常に水分や潤いを保持して、自分自身を守ろうとしています。

そのために古くなった細胞を排出して、新しい細胞をどんどん作り、肌の健康を維持しようとするのです。

しかし肌に水分や潤いが不足している状態では、新しい細胞を作りだすことができず、肌のターンオーバーも進みません。

肌のターンオーバーを正常にさせるためには、肌の潤いや水分保持に重点を置いたスキンケアの実行が不可欠です。

スキンケア商品を選ぶ際には、保湿や潤いについて高い効果、肌をふっくらさせる、ハリを持たせるという効果のある成分を確認してください。

徹底したスキンケアをして潤い肌を保っていれば、肌は自然とターンオーバーを繰り返しできるようになり、やがて健康な素肌に近づくことでしょう。

また保湿効果の高い、ニキビケア専用の化粧水ラインナップを紹介しますので、活用してくださいね。

睡眠や食事に気を配る

肌がターンオーバーをする時間帯というものがあり、それは夜の寝ている間に促進されています。

ターンオーバーを促す成分の分泌も、寝ている時間帯に行われるのです。

つまり良質な睡眠を十分にとるということは、肌の生まれかわり、ターンオーバーを正常化することにつながるということです。

そしてもう一つ重要なのが、食生活です。

普段私たちが食べているものが、そのまま肌細胞になります。

そのため脂っこいものや甘みの強いものは控えめにし、野菜やタンパク質などを中心とした食生活のバランスを見直しましょう。

外部刺激を極力カット

肌のターンオーバーを阻害するような外部刺激も、極力避けるようにしましょう。

代表的なものとして、紫外線が肌にとっては非常に悪影響を与えるものですが、夏の日射しが強い時期以外でも、紫外線は一年中降り注いでいます。

太陽の光が弱い冬の時期でも、紫外線は確実に受けているのです。

この紫外線を年間を通して極力受けないように心がけるだけでも、ターンオーバーにとっては良い環境になります。

また紫外線だけでなく、エアコンやホコリ、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しや、クレンジングやメイクでかかる肌への摩擦、メイクの落とし忘れなども十分に注意することが大切です。

敏感肌はターンオーバーも乱れやすい

敏感肌の場合、「クレンジングやスキンケアの成分が肌に合わないのでは?」という心配から、スキンケアを積極的に取り込むことができない人も多いことでしょう。

過去に使った化粧品で肌トラブルが起こったトラウマでは仕方ありませんが、実はお手入れ不足により角質がたまりやすく、その結果ターンオーバーの乱れを引き起こしている可能性もあるのです。

ターンオーバーの乱れが引き金となる肌トラブルにつながらないためにも、敏感肌の人が安心して使用継続できるスキンケアをしっかり使ってあげることが大切です。

最近は敏感肌だからといって、使えないスキンケアばかりではありません。

アレルギーやアトピー性皮膚炎が増加傾向にある国内では、低刺激でターンオーバーの乱れを改善してくれるスキンケアがたくさんあります。

また敏感肌とニキビについては、このような記事も紹介しています。

まとめ

何かと肌トラブルに関係しているターンオーバーの乱れは、生活習慣やホルモンバランスによっても短くなったり、長くなったりと日数変化が生じやすい肌の生理現象です。

細胞を作り出す肌の深部が駄々をこねると、うまく機能してくれない難しい性格のような肌機能がターンオーバーなのです。

日頃からターンオーバーを乱さない生活を心がけ、正しいお手入れをすることが大切でしょう。

ここまで紹介したターンオーバーの働きを安定させることと共に、スキンケアではニキビケア専用スキンケアの使用を選びましょう。

ニキビケア専用スキンケアでは、肌のターンオーバーにかかせない「保湿」効果の高い商品が数多く取り扱っています。

オススメのニキビケア専用スキンケアのランキングを紹介しますので、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。